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教皇フランシスコ、降誕祭を前に枢機卿やバチカン諸機関の責任者らと 2024年12月21日 バチカン宮殿 教皇フランシスコ、降誕祭を前に枢機卿やバチカン諸機関の責任者らと 2024年12月21日 バチカン宮殿  (VATICAN MEDIA Divisione Foto)

「神の祝福を世に伝える」教皇、バチカンの高官らに降诞祭前の挨拶

教皇フランシスコは、2024年度の降诞祭を前に、枢机卿やバチカンの诸机関の责任者らと挨拶を交换された。

 教皇フランシスコは、降诞祭を数日后に控えた12月21日(土)、枢机卿やバチカンの诸机関の责任者らとの出会いを持たれた。

 この日、バチカン宫殿の「祝福の间」には、降诞祭前の挨拶を教皇と交わすために、日顷教皇の协力者として働く枢机卿や、高位圣职者、バチカンの诸机関の责任者らが集った。

 教皇は一年を缔めくくる讲话で、数多くの部署からなる复雑な构成を持った教皇庁で、仕事における共同体生活を享受するための助言を行われた。

 「祝福を祈りなさい。呪ってはなりません」(参照 ローマ12,14)という使徒聖パウロの言葉を引用しつつ、教皇は、「人を祝福し、悪く言わない」ことは謙遜の表現であり、謙遜とはまさに人となられた神の御子の神秘の本質的側面である、と話された。

 他者のことを悪く考えたり、话したりせず、谦逊の道を歩み、喜びと兄弟爱のもとに生きる教会共同体のあり方を示しながら、教皇は谦逊の道を実践するための霊的な训练として、ガザのドロテオ(修道者505?565)ら、古き时代の霊的な师たちの教えである、他者を悪く言わないために自らを省みる精神を学ぶように勧められた。

 そして、「谦逊な人に何か不都合なことが起きると、その人はすぐに自分を省みて、自分はその起きたことにふさわしいと考える。他者のせいにして、彼らをののしることはしない。动揺も苦しみもなしに、落ち着きのもとに、静かにそれに耐える。谦逊は自分をいらだたせず、他者をもいらだたせない」というガザのドロテオの言叶を绍介。

 教皇はこの精神の基础はイエスの中にあると述べつつ、この日々、プレゼピオを见つめ、自らを低くされたイエスを観想することで、内的なへりくだりの精神についての気づきを得るように招かれた。

 受肉した御言叶は、神はわたしたちを呪われたのではなく、祝福してくださったことを表している、と述べた教皇は、「わたしたちの主イエス?キリストの父である神は、ほめたたえられますように。神は、わたしたちをキリストにおいて、天のあらゆる霊的な祝福で満たしてくださいました」(エフェソ1,3)という、圣パウロの賛美を思い起こされた。

 教皇はここで「神から祝福されているからこそ、祝福できる」という祝福の本质を指摘。

 「あなたは女の中で祝福された方です。胎内のお子さまも祝福されています」(ルカ1,42)とエリザベトから挨拶されたマリアこそ、まさに祝福された人であったがゆえに、イエスという祝福を世にもたらすことができた、と话された。

 教会の象徴であるマリアを见つめながら、教皇は、神の人类に対する祝福の道具である教会において、わたしたちは全员が祝福のために働く人となるように召されていると强调。

 教皇庁という大きな组织の中で、たとえ异なる职务についていても、すべての人は神の祝福と母なる教会を世に伝えるという同じ目的のために働いていると述べ、教皇はバチカン関係者の日々の努力を励まされた。

教皇フランシスコとバチカンの高位聖職者?諸機関の責任者たち 2024年12月21日 バチカン宮殿
教皇フランシスコとバチカンの高位聖職者?諸機関の責任者たち 2024年12月21日 バチカン宮殿   (Vatican Media)

 

21 12月 2024, 17:01