教皇「人间関係が希薄な社会で、人々を爱をもって见守る教育者が必要」
教皇フランシスコは、8月12日、総会开催中の4つの修道会の関係者に挨拶をおくられた。
教皇がこの朝バチカン宫殿でお会いになったのは、圣シストのドミニコ宣教女会(创立者:尊者マリア?アントニア?ラリア)、圣心会(创立者:圣マグダレナ?ソフィア?バラ)、圣マリアの神殿奉献修道女会(创立者:マードレ?カテリーナ?モリナーリ)、召命修道会(创立者:圣ジュスティーノ?マリア?ルッソリッロ)の各総会の参加者たち。
この集いで教皇は、これらの修道会がそれぞれの存在と使徒职を考える上で共通に役立つよう、「识别」「育成」「爱(カリタス)」の3つの视点から助言を行われた。
「识别」をめぐり教皇は、人生の大きな选択から日常の小さな选択まで、识别することは人生の一部だが、神の御旨を具体化するために、神に、自分自身に、そして他者に耳を倾け、祈り、忍耐强く待つことは大変な仕事である、と话した。
しかし、同时に「素晴らしい决意、正しい决心をする」ことは喜びを与える、大きな幸福な体験であり、今日の世界は、特に召命のような、人生を决定づける决断をすることの味わいと美しさを再発见する必要がある、と述べた。
それゆえに、自由とは、右へ左へ少し足を入れるだけで、一つの道に本当に踏み入ろうとせず、永远に分岐路の前に立っていることではないと理解できるよう、両亲は若者たちを助けなければならないと语った。
次に「育成」について语る中で、教皇は、修道生活自体が全人生におよぶ圣性における成长の道のりであり、その中で主はご自分の选ばれた人々の心を絶えず形作られる、と话された。
自分自身を「常に育成过程にある者」と谦虚に认められる人だけが、他者のためのよい「育成者」となることができる、と教皇は述べ、情报が次から次へと涡巻く一方で、人间関係が希薄な社会?文化において、今こそ、託された人々の歩みを爱をもって见守ることのできる教育者が求められているという意味で、皆さんの修道会の使命は预言的なものである、と説かれた。
最后に、教皇は「爱(カリタス)」をめぐり、今日ここに集った4つの修道会はすべて、谁かの助けがなければ自分の未来のために教育を受けることもできない困穷した若者たちを支え、教えることから生まれた、と指摘。
各修道会の创立者たち、圣マグダレナ?ソフィア?バラ、圣ジュスティーノ?マリア?ルッソリッロ、尊者マリア?アントニア?ラリア、マードレ?カテリーナ?モリナーリは皆、自分の使命のための神のしるしをこれらの若者たちの中に见ていた、と语られた。
教皇は、特に総会というこの共同体的识别の日々において、贫しい人々の颜を常に目の前に见つめ、彼らの眼差しの下で、教会の中に各会が诞生するきっかけとなった无偿?无私の爱の衝动が常に生き生きと脉打つよう留意してくださいと、各修道会の関係者らを励まされた。