ベネチア刑务所の受刑者、ローマへ圣年の巡礼
イタリア?ベネチアの刑务所の受刑者3名が圣年を机会にローマへ巡礼し、教皇レオ14世との出会いを持った。
教皇レオ14世は、8月7日、バチカン宫殿で巡礼者らの一団とお会いになった。その中にはイタリア?ベネチアのサンタ?マリア?マッジョーレ刑务所の受刑者たちの姿もあった。
この3名の受刑者は、特别な许可のもとに、ローマに向け圣年の巡礼を行った。ベネチアからウンブリア州テルニまで电车で移动、その后、テルニからローマまでを5日间かけて歩いた。
ローマに到着した3人は、この日バチカンの圣ペトロ大圣堂の「圣なる扉」をくぐり、続いて、教皇レオ14世との出会いを持った。
この席には、ベネチアのフランチェスコ?モラリア総大司教をはじめ、同刑务所付司祭や、刑务所长、カリタス?ベネチアの责任者らも付き添った。
モラリア総大司教によれば、レオ14世と受刑者たちとの出会いは、非常に和やかで、形式的なところがなく、兄弟爱あふれるものであった。
受刑者からは徒歩で巡礼したここ数日の日记と、同刑务所で発行されている雑誌が、またベネチア総大司教区からは、ムラノ岛のガラス职人が制作したカリスとパテナが教皇に赠られた。
モラリア総大司教は、教皇と受刑者一人ひとりとの短い対话を感动的なものとして振り返った。
レオ14世は受刑者らに「赎い」というテーマを示され、赎いとは社会、个人、歴史、また他者との関係だけでなく、何よりも自分の魂、特に神との関係をめぐる问题であることを强调された、と同総大司教は语った。
そして、教皇は受刑者たちに、现在の境遇をもたらしたストーリーに打ち胜ち、偿いによって自分自身を解放する必要を説かれ、そのための歩みは出所してからではなく、刑务所内での毎日から始まっている、という主旨の话をされたという。
08 8月 2025, 13:24