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ウクライナの若者たちとビデオ中継で対話する教皇フランシスコ 2025年2月1日 バチカン?サンタマルタ館 ウクライナの若者たちとビデオ中継で対话する教皇フランシスコ 2025年2月1日 バチカン?サンタマルタ馆&苍产蝉辫;

教皇、ウクライナの若者たちとビデオで対话

教皇フランシスコは、ウクライナの若者たちとビデオ中継による対话を行われた。

 教皇フランシスコは、2月1日、バチカンのサンタマルタ馆からビデオを通してウクライナの若者たちと対话された。

 このオンライン?イベントは、驻ウクライナ教皇大使クルボカス大司教と、ウクライナのギリシャ典礼カトリック教会のシェフチュク首座大司教によって企画されたもの。

 教皇との対话のために、キーウをはじめ、ルツク、ドネツク等の教区や、ワルシャワ、ミュンヘン、ロンドンなどヨーロッパの诸都市、また、米国シカゴ、カナダ?トロントの他の都市から、ラテン典礼およびギリシャ典礼カトリック教会に属する、约250人のウクライナの若者たちが参加した。

 シェフチュク大司教は冒头で、「ローマの教皇とウクライナの若者たちの歴史的な出会い」に挨拶をおくる一方、「空袭警报が鸣った时は、中継を止めて地下に降りること」などの注意も述べた。

 ビデオを通したこの対话では、戦场に行った兄や他の兵士のために祈る青年、暴力や破壊に伤つきながらも、未来への望みを持ち、正当で恒久の平和を心から愿うドネツクの若い女性、罪のない身近な人々を爆撃で失ったハルキウの女性ら、若者たちによる証言が行われた。

 この后、若者たちと教皇による质疑応答の形をとった対话が続いた。

 ウクライナ西部ウジュホロドの小教区の学校で英语を教える女性は「祖国のために死ぬことには意味があるか。いのちの価値が低下している世界で、いのちのための戦いにおいてどのように信仰を育むことができるか」と教皇に质问した。

 「今日いのちは軽んじられている。お金や戦争で有利な立场をとることが优先され、いのちは一番の优先ではなくなっている」、「戦争とは常に破壊だ」と述べた教皇は、それに対抗できるのは「対话」であると述べ、「自分たちの间はもとより、自分たちと反対の立场にいる人たちとも対话しなくてはならない。平和は対话で筑かれる」と话された。

 また、ポーランドのワルシャワで他の多くのウクライナ人と共に避难生活を送る女性は、「これらの悲剧の中でどうしたら信仰を失わずにいられるか」と教皇に问いを向けた。

 「祖国への思いは一つの力である」と述べた教皇は、海外にいるウクライナ人たちに「祖国への郷愁を失わないように。辛いことが多くても、前に进もう」と励まされた。

 シカゴで暮らす女性は、「现代のヘロデ」から逃げた多くの避难民の子どもたちに触れ、「戦争の苦しみと不正义の中で、どうしたら赦すことができるのか。また、どうしたら子どもたちに赦すことを教えられるのか」と问いかけた。

 教皇は「わたしにとってもだが、赦すことは最も难しいことの一つである」と述べつつ、「しかし、自分が赦されたように他者をも赦さなければならない、という言叶に助けられている」と语られた。

 そして、「各自が、人生の中で自分がいかに赦されたかを考えなくてはならない」、「赦すことはとても难しい。わたしたちはいつも戦争し、拳に対し拳で返してしまう。しかし、わたしたちは常に赦し合わなくてはならない」と强调された。

 教皇はビデオを介したこの対话の中で、戦死したウクライナの若い兵士が持っていた小さな圣书とロザリオをいつもご自分の机の上に置き祈っていると语り、「祖国のために命を捧げた若者たちのことを忘れないで欲しい」と愿われた。

02 2月 2025, 19:28