教皇、离日后、机内で记者会见
11月26日、タイと日本への访问を终え、帰国の途につかれた教皇フランシスコは、特别机の机内で、随行の记者団の质问に答えられた。
この记者会见で、多くの质问が主に日本およびアジア、また核や平和に関连するテーマに集中した。
「西洋の社会と教会は、东洋のそれらから学ぶことがあるか」という质问に、教皇はlux ex Oriente, ex Occidente luxus「光は东方より、赘沢は西方より」という言叶(※「光は东方より、法は西方より」という古代ローマの箴言をもじった言叶)を引用。
光は东方からだが、赘沢、消费主义は西方から来る、と述べた。
东方にはまさに知恵がある、それは単なる知识上の知恵ではなく、时间や観想の知恵であり、常に急いでいる西洋社会に対し、観想を学ばせ、立ち止まり、物事を诗的に见ることを教えてくれる、と语られた。
また、东洋は物事を超えた彼方を见つめる力があり、「超絶性」という言叶をあえて使うことなく、内在性の限界を超えるビジョンを持っている、と话された。
教皇は、西洋人は少し立ち止まり、叡智のために时间を割くとよいだろう、と述べた。
「长崎と広岛を访问して何を感じたか」という问いに、教皇は、长崎と広岛はどちらも原爆で苦しんだ、と述べつつ、一つの违いは、长崎はキリスト教が古くから根付き、激しい迫害があったこと、と话した。
一方、広岛はキリスト教的な都市ではないが、残酷とはどういうものであるか真に人类に教える场所、と话した。
教皇は、今回の访问で「核兵器の使用は伦理に反する」と强调したことを振り返り、伦理に反するがゆえに、これはカトリック教会のカテキズムにも加えられるべきこと、との考えを述べた。
また、核兵器の使用のみならず保有も伦理に反すると述べた教皇は、それは、事故や、ひとりの狂気が人类を灭ぼすこともあるからだ、と语った。
原子力発电に関する质问で、教皇は日本が体験したようなトリプル灾害(地震?津波?原発事故)はいつでも起きる可能性はあると述べ、原子力使用は完全な安全性を确保するに至っていないという意味で限界がある、と指摘。教皇は、个人的な意见とした上で、安全性の点からその使用に悬念を示された。
东京ドームでのミサに、死刑确定に无実を诉え、再审?裁判のやり直しを求めている死刑囚の袴田巌さんが出席していたが、という问いに対し、教皇は、袴田さんのケースについて后ほど知った、と述べた。
安倍首相との会谈では、裁判や、死刑や终身刑、刑务所のキャパシティーを超えた过剰収容や、判决前の勾留状态など、他国の状况も含めた、受刑者を取り巻く多くの一般问题について话した、と述べられた。
死刑は伦理に反すると话した教皇は、ある国々は政治的な问题で死刑を廃止できないが、执行を停止することで事実上の终身刑を课している、と语った。
教皇は、刑は復帰を常に视野に入れたものであるべきで、展望を与えない刑は人道的でないとも话した。
今回、特别机でバンコクから东京に向かう途中、教皇は上空を通过した香港の行政长官に电报を送ったが、现地の状况についてどう思うか、という问いに、教皇は、すべての上空通过国の长に电报を送るのは仪礼としての习惯である、と説明。
香港だけでなく、中南米やヨーロッパなど、今日世界各地で起きているデモについて言及しつつ、こうした状况を前に教皇庁は対话と平和を呼びかけている、と语った。
また、いつ教皇の北京访问についていけるのか、という记者の质问に対し、教皇は北京に行けたらよいと思う、わたしは中国を爱している、と话された。